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2006/03/17

2月定例県議会の焦点

12月定例県議会であれほど議論された南ヶ丘ニュータウン関連の補正予算でしたが、今回は43対1の賛成多数ですんなり通過しました。このことについて「何故?」と思われた県民の方も多いようです。しかし、その理由は単純かつ明快であります。

まず、県議会の大多数が賛成に転じた最大の要因は、県側の姿勢が柔軟になったことです。今回は県営住宅事業部分の予算だけに絞り、各種学校の移転を構想している子ども総合エリアの用地を取得するための予算は提出しませんでした。そして、このエリアの計画そのもののあり方についても、専門家を含む調査検討委員会でもう少し時間をかけて見直すことを表明しています。

また、南ヶ丘については道路の問題もありました。県では南ヶ丘へのアクセスを改善するため、上北手の市道・荒巻線に通じる1500メートルの道路を建設する計画でしたが、これを手前にある猿田小山田線までの505メートルとし、経費も10億円以内に留める考えを示しています。実は南ヶ丘と上北手側との土地の高低差は相当あり、しかも地盤が軟弱であることが分かっています。このため「20億から50億円かかるのではないか」と見られていた建設費の圧縮を図った努力も、県議会に評価されたという訳です。

いずれにしても、県営住宅や子ども総合エリア、道路などの用地取得・建設で南ヶ丘ニュータウンには最終的に120億円が投じられる見通しとなっています。12月定例会では野党の議員のみならず、私たち与党議員からも予算の執行を厳しくチェックされたことで、県は大幅に計画を見直す方向に転じたことは間違いありません。

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