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2007/04/29

統一地方選挙を終えて

公職選挙法の規定で、選挙期間中はブログの更新をお休みさせていただきました。本日からまた、以前と同様に頑張って参ります。

さて、先の県議選では私も無事に5回目の当選を果たすことができました。やはり公職選挙法の規定があり、御礼をここで申し上げることはできませんが、ブログをご覧頂いている皆様には、今後の活動の中で私の気持ちをお伝えすることができれば――と考えている次第です。

今春の統一地方選は県議選、市町村議員選を問わずたいへんな激戦でありました。以下、その選挙戦を振り返っての感想を記してみたいと思います。

まず県議選ですけれども、やはり世代交代の選挙であったといえるのではないでしょうか。

今回は市町村合併によって選挙区割が大きく変わり、その影響を受けて落選した方も何人かいらっしゃいました。引退議員が8名を数えたこともありますが、県議会の1/3近くが入れ替わったのです。これは私が初めて県議会に当選した平成3年の選挙(新人17人が当選)以来の出来事です。

また、秋田市議選は現職の落選はわずか2名にとどまりましたが、ベテランの方々は得票を減らすなどし、苦戦されたようでした。逆に30代の若手、元タレントなどこれまで政治とはあまり関わりがなかったような新人候補が頑張り、得票を伸ばすという現象も見られました。

■議会人として何をすべきか

これは、有権者の皆さんが既存の政治に物足りなさを感じているか、変化を望んだ結果と受け止めることができます。そもそも議会というところは、さまざまな階層や職業の方々によって構成されることで、よりその機能を発揮できます。これは民主主義の原則から言っても、すこぶる健全な姿であると思います。

ただ、初当選された議員の皆さんにひと言だけ申し上げるとしたら、今後は政策的なことも含めて相当に勉強していただきたいということです。そうでなければ、執行部や専門的知識を有する職員の皆さんに太刀打ちすることはできないでしょう。

単に地域の頼まれごとを処理するだけでは、議員として通用しない時代です。日本の社会全体の中で今、何がもっとも重要な課題なのか、政治はそれにどう当たるべきかを地方議員も真剣に考えるべきです。そして、政治家として行動を起こさなければなりません。

国・地方自治体を問わず、行政というものは大きな船団のようなものであります。いったん進むべき方向を決めた以上、すぐ右に左にと軌道修正できないシステムになっているのです。上から下まで意思決定をするために、会議を幾度となく繰り返し、複雑な討議と手続きを経てようやく物事が動きます。

そもそも、官僚組織とは意思決定が遅く、また事なかれ主義も横行しています。しかし、これでは地域が時代に飲み込まれ、周囲から取り残されるという懸念もあります。そこで政治が大きな役割を果たさなければならない――というわけです。

これまでの議会は、行政の行き過ぎや誤りをチェックする機能(自治法で言うところの監視機関)が重視されてきましたが、これからの議会人はさらに勉強を重ねて政策に強くなり、全体の政策立案能力を高める必要があると思います。そして、執行部に対して政策の提言をどんどん行っていくべきです。

このように議員がその質を向上させていけば、行政もうかうかしてはいられませんし、それがお互いをさらに磨くことになるのではないでしょうか。

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