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2008/01/31

秋田2区、独自候補擁立へ

野呂田芳成代議士(無所属/会派は国民新党・そうぞう・無所属の会)の引退表明、そして後継指名を受けた金田勝年氏(自民党前参議院議員)の出馬表明。情勢が慌しく動く秋田2区で、私たち民主党も独自候補擁立に向けた取り組みを本格化させています。

1月26日には北秋田市の広域交流センターに2区の民主党員、サポーターら120名が集まって、組織の立ち上げと独自候補の擁立を決定。翌27日に開かれた県連常任幹事会ではこの結果を受け、「党員・サポーターの意思は無視できない」という意見が大勢を占めました。

社民党からは1区と3区での譲歩を条件に、2区では同党公認の山本喜代宏氏で一本化して欲しいという要請を以前から受けております。これについて私たちも慎重に議論を重ねてきましたが、党員・サポーターの意思を受けて「民主党も2区で独自候補を立てるべき」という考えに傾いたことになります。(ただし、何らかでの形での選挙協力も可能性としては残っています)。

さて、その秋田2区ではこれまでどのような選挙が行われていたのでしょうか。過去2回の衆院選を簡単に振り返ってみます。

秋田2区における得票を見ると、平成17年の第44回衆院選(いわゆる郵政解散に伴う総選挙)は社民党が選挙区で2万8131票、比例で2万6603票を集めています。対する民主党は選挙区で4万5020票、比例で5万9967票でした。その2年前の第43回衆院選は、社民党が選挙区2万7624票・比例2万135票、民主党が選挙区5万5969票・比例6万630票という数字です。

ここから民主党の基礎票は社民党のおよそ2倍に当たる6万前後と見ることができると思います。

この基礎票に加えて、候補者の擁立を見送った共産党の支持票、野呂田氏を支援する予定でいた国民新党の支持票を選挙区で取り込むことができれば、議席確保に大きく前進できます。さらに、郵政民営化反対派の野呂田氏から賛成派の金田氏へのバトンタッチにより、行き場を失う保守票も出てきます。これを取り込めるような候補者―それも知名度のある人材であれば、互角以上に戦えるはずなのです。

民主党にとって最大のライバルとなる自民党は、秋田2区に7万の基礎票を持つといわれています。これに公明党の2万3000票を加えると、9万票を超えます。残念ながら民主党はこの基礎票比較でライバルにリードを許していますが、風が吹くことで多少の差はあっという間に逆転できるのも事実であります。(世論調査や出口調査の数字から、昨年夏の参院選では自民党支持者の25パーセントが民主党に流れたという分析もあります)。

民主党秋田県連は2月2日に能代山本地区でのブロック会議、3月には男鹿南秋地区でのブロック会議を予定しています。民主党の小沢一郎代表が構想する2大政党制の時代をにらみ、政権担当が可能な組織へのステップアップを目指す以上、全選挙区で候補者を立てるのは基本であると私は考えます。秋田2区での取り組みは政権奪取の試金石であり、今後はさらに慌しさを増すことになるでしょう。

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