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2008/04/14

ガソリン値下げ雑感(1)

4月1日からガソリンが値下げとなりました。当初はガソリンスタンドなどが混乱すると予想する声もありましたが、今のところは特に問題も発生しておりません。多くの国民は1リットルあたり25円という値下げに、ほくほく顔でしょう。

私や事務所のスタッフも仕事に車を使用していますが、おそらくガソリン代はトータルで年間10万円から20万円くらいは浮くことになると思います。一般家庭ではそれほどの額にはならないかもしれませんが、年間5~6万円は出費を抑えることができるのではないでしょうか。全国民を対象に2兆6千億円の減税になるのですから、その影響は大変なものです。

先週、大手運送会社の社長さんにお会いする機会がありました。こちらの会社では100台くらいのトラックを所有しており、主に長距離専門の運送を行っているそうです。社長さんによれば、軽油が安くなったこと1ヵ月におよそ300万円の節約ができるとのことでした。私はその額の大きさに驚き、改めて聞き直したほどです。

この数字から推測するに、全国の運送業界全体では年間数百億から数千億の経費を節減できるでしょう。ちなみに全国のトラック協会は政府に対し、だいぶ前から暫定税率の引き下げを要望していました。しかし、それはまったく取り合ってもらえなかったそうです。

運送業界は、日本経済が停滞する中で荷主から運賃の値下げを突き付けられる一方、燃料費の高騰で窮地に立たされていました。しかし、業者がムシロ旗を立てて民主党と組むわけにはいきません。それは協会の締め付けももちろんですが、業界ににらみを利かしている国土交通省の圧力が大きく、どんなに困窮しても業者は身動きが取れないからに他なりません。

私がお会いした社長さんは割と物事をハッキリ言う方で、協会内でも物申すタイプだそうです。しかし、どんなに現状を訴えてもまったく通じなかったとおっしゃっていました。帰り際、私は社長さんに「今後は堂々と民主党も出入りさせていただきます」と伝え、その会社を後にしました。

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