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2008/05/28

政局の一寸先は闇

年金にガソリンの暫定税率、後期高齢者医療制度などなど、これだけ立て続けに国民の感情を逆撫でする出来事が続きますと、いつもは強気な自民政権とておいそれと解散できません。おそらく、今ここで解散すれば自民党は歴史的な大敗を喫するに違いありません。

内閣支持率には国民の怒りが如実に示されています。マスコミ各社の世論調査の結果はまちまちながら、福田内閣を支持するという回答は20パーセント前後にまで落ち込んでいるのです。5月20日付・朝日新聞の世論調査では、支持するが19パーセント、支持しないが65パーセントという結果でした。また、政党支持を見ますと、自民党が23パーセントであるのに対し、民主党は39パーセントと、与野党の立場が大逆転しています。これでは選挙を打てるわけがありません。

それでいて自民党の幹部は何もかもを福田総理に押し付け、内閣支持率がどれほど下がろうとも、解散だけは是が非でも回避しようという姿勢であります。おそらく、年内の解散はありません。これは来年に持ち越される可能性が高まったと見るべきでしょう。ただ、ここに来て公明党が来年の解散でも構わないというサインを送ったとの観測も出ております。これは、盟友の公明党も福田内閣を見放しつつあるということでしょうか。

しかし、一寸先は闇といわれるのが政局です。

特に民主の小沢代表は、9月か10月にすべての目標を設定しているように思います。それは、何度目かの全国行脚が始まったことにも現れています。重点選挙区にテコ入れし、解散近しと候補者・支持者を鼓舞し、陣営を奮い立たせることで自らの求心力を高める。そんな思いが込められた行動といえるのではないでしょうか。

一方、国民にとってこの状況は堪ったものではありません。何もかもが自己責任とばかりに手当てされることなく放置され、先行きは暗澹としています。政府自民党へのフラストレーションを溜め込んだ国民の気持ちをすっきりさせるためには、早急に解散をして政局の転換を図り、日本に立ち込めた暗雲を振り払う以外に術はないのです。

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