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2009/01/09

新しい年を迎えての思い

皆さんは年末年始をどのように過ごされたでしょうか。私の正月休みは12月30日の午後から1月3日まででした。最終日の夜は東京に住む2人の子供といっしょに酒盛りをし、あっという間にシャンパン1本とワイン4本を空けてしまいました。私もまだまだいけるぞと、内心自慢しているところです。

さて、昨年からの世界の動きを見ていると、数百年に1度の歴史的転換期に差し掛かっていることを感じずにはいられません。世界中を経済的に支配していた金融資本主義が破綻し、それが実体経済を直撃してそれぞれの国を大混乱させています。日本においても、この大波の影響はなかなか治まらないでしょう。

また、これを契機に戦後の世界を政治的・経済的・軍事的に事実上支配してきたアメリカの力も確実に衰えるでしょうし、台頭の著しい中国やインド、ロシア、ブラジル、ヨーロッパなどへと富はシフトし、次第に多極化の方向へと進むように思われます。日本はこうした潮流を見誤ることなく、確実に1歩1歩進まなければなりません。

百数十年前、この国は武士階級が支配する封建的な社会から、近代的な国家へと大きな変化を遂げました。そして、60数年前には太平洋戦争に敗れ、天皇主権の専制国家から今日の民主主義国家へと生まれ変わりました。

過去2回のこの大きな変化の時は、ありとあらゆる価値体系が総崩れとなり、国内も混乱を極めています。しかし、この国はその混乱の中から見事に立ち直りました。世界のこの1千年の歴史の中で、これだけ短い期間に発展を遂げ、世界有数の経済大国として繁栄した例は、おそらく日本以外にないでしょう。

今の時代を眺めていると、経済が急速に落ち込んでしまい、社会不安を背景とした凶悪犯罪も多発しています。政治も、この状態に何ら有効な手立てを講じることができません。ですが、ここで私たち国民は自信を失ってはいけませんし、後ろ向きの思考も捨て去らなければならないと思うのです。

私は日本人という民族の持つ勤勉さと叡智、エネルギーは素晴らしいものであると信じています。そして、私たち日本人はもっと勇気を持たなければなりません。その意味で、明治の時代を切り開いた国家指導者たちに学ぶことは多いはずです。西欧の近代国家に追い付き、追い越せというスローガンで国民を奮い立たせたこの国の歴史を今こそ思い出し、大きく前進する時です。

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