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2009/08/02

比例選出馬要請について

先月30日、民主党選対本部から県連に対して、「東北比例単独候補者の擁立を検討するように」との連絡がありました。

 

昨年10月頃に党本部では一時、比例単独候補を擁立する話が持ち上がっていました。しかし、その後西松問題などで政党支持率に陰りが見えていたこともあり、立ち消えとなっていたのです。公示が目前となってにわかにこの話が再び浮上したのは、党の支持率が昨年のピーク時をさらに上回る勢いを示しているためです。

 

特に比例における各種世論調査は、いずれも民主党への支持が40パーセントを超えており、与党の自民党を圧倒しています。さらに東京都議選や地方の首長選でも民主党は躍進を続け、東北の各選挙区において自民党や民主党が内々に行った世論調査の結果でも、民主党候補が善戦する可能性は極めて高いようです。

 

東北ブロックの各選挙区では現在、民主党は22名の公認候補を立てることになっています。22名はいずれも比例との重複立候補になります。従って仮に選挙区で落選しても比例で救われるケースが多々あります。選挙区での当選が多ければ多いほど比例で落選者が救済される数は少なくなり、場合によっては重複立候補の22名を全員当選させてなお、比例の空席が生じることも想定されます。

 

ちなみに、東北ブロックの比例定数は14名となっています。郵政改革の風が吹いた前回の選挙では自民党が6名、民主党が5名、公明党・共産党・社民党が各1名という結果でありました。昨今の政党支持率をここに当てはめて計算すると、次の衆院選で民主党が東北ブロック14議席のうち7議席を取るという強気の読みもあるほどです。

 

仮に民主党候補が選挙区で落選しても、重複立候補する比例で7名までは救済されるということです。ただし現在、各選挙区の情勢を分析すると、落選する候補者を4~5名で食い止めることができるとの強気な読みもあるようです。そうなると、名簿に登載された22名では足りません。そこで比例の単独候補を追加して充てるというのが、党本部の基本的な考え方かと思います。

 

県連はもともと秋田2区に私を出馬させることを機関決定し、党本部に公認を申請しておりました。ところが、既に候補者の擁立を表明していた社民党に配慮しようという小沢一郎代表(当時)の強い意向により、県連側が引き下がって選挙協力をせざるを得なくなったという経緯があります。この時、私が小沢代表と直接党本部で話し合って決定されたのです。以降、2区の民主党支持者の皆さんは釈然としない思いを抱え、県連はその解消に努めてきました。

 

先日、知事選で敗れた川口博さんを衆院選に立てようという動きがニュースとなりましたが、こうした行き場のない民主党支持者の無念もその背景にあったのではないかと推測します。しかしながら、川口さん本人がその可能性がないことを自ら語り、要請は宙に浮いた形となっていたことは否めません。

 

そうした中で、県連は私に出馬を要請したわけですが、報道を機に私の事務所には有権者の皆さんから多数のメッセージが寄せられております。これは私自身や党への期待であるのと同時に、政権交代で日本を変えて欲しいという切実な声であると理解しております。

 

私は皆さんのこうした思いを真摯に受け止め、明日(8月3日)午後2時から後援会や支援者の方々とよく話し合い、結論を出したいと思います。ただ、私自身は現在の県議会議員という職務に大きな責任を感じておりますし、1991年から一時期を除いて長らく県政に深く関わってきたという自負もございます。衆院比例区への出馬によって県議会議員を辞職せねばならず、地方政治の現場から離れてしまう点については、複雑な思いを抱えていることも何とぞご理解ください。

 

党本部が県連に示した期限は今月7日となっております。できれば3日中、遅くとも4日には結論を皆さんにお示ししたいと考えておりますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

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