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2010/01/18

権力の暗闘(1)

先週末、石川知裕衆議院議員や小沢一郎幹事長の元秘書らが逮捕されましたが、民主党の国会議員という私の立場からすれば、事件の成り行きを冷静に見守るしかありません。また、東京地検は今後、厳正に捜査を進めていただきたいものだとも思います。

マスコミは連日この事件を報道し、中には狂乱じみた小沢批判を繰り返しているメディアもありますが、国民の耳目は、ここの所この一点に集中しています。ただし、今回の東京地検の動きはタイミングといい、政治資金規正法の趣旨などに照らして、西松事件同様、理解し難い面が有ります

1月16日は民主党の定期党大会でしたし、今日(18日)からは通常国会が開かれます。国会が始まると、国会議員の不逮捕特権により石川議員の逮捕は難しくなります。これによって捜査が長引くのも事実でしょう。ですから地検の焦りもわかりますが、石川議員は任意の事情聴取に何回も応じています。さらに、関係資料は提出済みであり、証拠隠滅の恐れもさほどないと思いますし、もちろん逃亡の恐れもありません。

それをあえて、重要な国政の審議に入らんとする直前に現職の国会議員を逮捕するというのは実に重いことですし、タイミングとしてはいかがなものかと思います。また、民主党の定期党大会は全国会議員と地方代議員の約500名による年1回の大祭典のようなものです。前年の総括と今年度の運動方針を決め、特に夏の参院選に向けて勢いをつけ、勝ち抜こうと党員の意識を高めるための意気揚々とした大会なのです。その前日の逮捕劇ですから、この大会に対する検察庁の牽制とも受け止められかねません。

 

(つづく)

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