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2010/02/12

現職の鈴木陽悦氏で決着

様々ないきさつはありましたが、秋田県の民主党参院候補(選挙区)は現職の鈴木陽悦さんで決まりました。

「現職がおるのに公募は、わかりづらい」「裏で有名な工藤医師にお願いしておきながら、お前らハシゴを外すようなもので失礼でないか」「民主党は、何でこんなにいつも揉めるのか」などなど、何人もの方々からお叱りを受けました。

公募について言えば、党本部もそれほど乗り気でなかったのですが「地元の声や県連の立場もあろうから」というので一応、土壇場で認めたのを踏まえて実施したものです。

私自身は、小沢幹事長が鈴木さんに要請をして、本人が入党を申し入れた―という経緯を重く受け止めておりました。参議院の議席が与野党拮抗しており、民主党など与党と共同歩調を取る数名の議員が入党することは、過半数確保に王手をかけたようなものだったのです。したがって、鈴木さんの入党はすなわち「次期参院選は鈴木さんで行く」という党本部の方針なのだと受け止めていたのです。

その辺を県連トップは少し甘く見ていた面もあります。結局、最後までずるずる選考を行ったものの、石井一選対委員長との話し合いの結果、党本部の意向を重く受け止めて、鈴木さんの擁立で決着したのです。

一方、鈴木さんに対する様々な見方や評価はありますが、私は案外、その辺を冷静に受け止めておりました。と言うのも、参議院選挙はもちろん来年の統一地方選挙を考えると、民主党・社民党・連合の枠組みは大事にしなければならないからです。昨年の衆議院選挙の大勝利は異例中の異例だったと思うのです。

しかし、秋田においては、社民党・連合との関係がギクシャクした形になっています。民主党が言わば単独で戦えるだけの力量は、残念ながらまだ十分でないのです。国会議員の数こそは6名となっていますが、県会議員はひとりしかいません。ですから、6年前の鈴木さん、3年前の松浦さんで戦った枠組みを崩せないと見るのです。

いずれにしろ、衆議院選挙で悪化してしまった社民党や連合との関係を修復し、参議院選挙に取り組まなければなりません。今は、民主党にとって誠に厳しい「逆風」状態にあります。政権与党として、参議院での過半数(122議席)確保が至上命題であることは言うまでもないと思います。いかなる困難も乗り越え、一致団結して勝利するしかありません。

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