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2010/06/06

めまぐるしい政局(1)

めまぐるしい政局と国会の日程が重なり、先週はブログの更新をお休みさせていただきました。振り返ってみれば、鳩山さんが首相の座につき、普天間基地の移設問題で窮地に陥り、退陣を決断するまではわずか8ヵ月という短いものでありました。自ら基地の「県外移転」を言い出し、それも「5月まで決着する」と期限まで付けたものの、まったくそのメドが立たなかったことが退陣の直接の原因であったと思います。

そもそも、普天間基地の移設は自民党政権の時代に長い時間をかけて検討し、地元やアメリカとの交渉を重ねてようやく解決に漕ぎ着けたものでした。鳩山さんはそれをいとも簡単に「最低でも県外」と述べ、沖縄県民に気をもたせてしまったのです。しかし、それが頓挫したとたん沖縄県民の怒りが爆発してしまったのです。

また、これに乗じて社民党が反基地の旗を振ったことも、火に油を注ぐ事となり混乱を加速させる要因となったのです。私から見れば、社民党党首・福島瑞穂さんの一連の発言は、内閣にいながら沖縄県民の感情をいたずらに煽るものであり、罷免と連立離脱は止むを得なかったと思います。おそらく福島党首をそのまま置いていたら、閣内はさらに混迷の度合いを深め、国家の統治はままならかったでしょう。

こうした騒動が続いた結果、鳩山内閣の支持率と民主党の支持率はどんどん下がりました。そして、参院の改選組が危機を訴え始めたことにより、鳩山さんは退陣せざるを得なくなったのです。さらに、鳩山さんは身を引く理由として政治と金の問題も上げ、同様に国民の不信を招いた小沢幹事長にも責任を求めたのです。

私は鳩山さんの進退は、この夏の参院選の結果次第であろうと考えていました。それだけに、今回の突然の退陣発表は意外だったのですが、今はその苦渋の決断を尊重し、党内の団結を第一に考えながら、党人として当面の選挙に全力を注ぐつもりでおります。

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