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2010/09/20

代表選の舞台裏(2)

今回の代表選では、さまざまな情報操作が行われました。例えば、鳩山さんが仲介して小沢さん、菅さんが共に挙党一致に向けて一旦は同意したにもかかわらず、翌日には崩れてしまいました。この際、寺田首相補佐官はテレビに出演、そこで小沢さん側が官房長官や幹事長のポストを要求したと述べ、それがいかにも話し合いの決裂の原因であるかのようにコメントしています。

しかし、これはどうも事実ではなさそうです。私のところには小沢さんサイドから「ポストの要求は一切していない」との情報がすぐ入っておりました。先日、鳩山さんお会いした時この事を話ましたところ、やはり「ポスト要求の話はまったくなかった」とのことでした。なお、この件はサンデー毎日(9月26日号)の記事「なぜ白昼堂々ウソをつくのか」に詳しく紹介されています。

情報操作の例としてはさらに、毎日新聞(9月5日付)の1面にデカデカと載った「投票用紙回収を指示/小沢支持の高松衆院議員」という記事があります。これは、私があたかも投票用紙の取りまとめを指示したかのような内容の記事ですが、これもまったく事実に反します。党本部の代表選管も、県連側の告発は根拠がなく事実関係がはっきりしないとして受理していません。

この経緯は週刊ポスト(9月24日号)に掲載されていますので、一部を以下に引用します。

ー不思議なことに、毎日の記事の発信元は秋田支局ではなく、菅側近の寺田学・首相補佐官と近い官邸詰めの記者の署名記事だった。また、寺田は自身のブログで毎日の記者は「証拠をお持ちのようです」と書き、党の不祥事に大喜びの様子だった。中央選管は7日に関係者から聴取した上で、「噂話の類で、回収を依頼したとされる人物が特定されていない」と不受理にした。選管委員の一人、川上義博・参院議員はこう語る。「この件は菅総理からもきちんと対応して頂きたいと連絡があった。しかし、不正の根拠がはっきりしない。よく調べもしないまま、何らかの意図を持って告発や報道が出たなら重大問題です。」

仮にも、この国の最高権力者である総理が、根拠のない告発の取り扱いに口を挟んだ事を驚いています。この国をどうするかという大事な時期の代表選であったにもかかわらず、裏舞台でこうした陰惨な策謀が繰り広げられたことは、党のイメージダウンにもつながります。外国の諜報機関がやるような策謀は今後一切やめて頂きたいと思います。

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