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2010/11/02

国会審議と国民の声

週末に地元に帰りますと秋田県JAの農業際、結婚式、県議候補の集会、ある町の合併55周年式典等々週末は切れ目のない地元の行事が続きます。

農業団体の会に出席しますと、今年度の米価下落の話しと貿易自由化、TPPの話しばっかり、このままでは農業はもたないと悲鳴に近い声。

商工業等中小零細の経営者の皆さんと接すると仕事が無いとか物が売れないとか、会社がこのままでは持たない話ばっかり。年金や雇用、医療など行き先々でいろんな声の大合唱。

そしていづれも政治への不信と政府批判。「国会はいつまで政治とカネの事ばっかりやっているんだ」「そんな事より我々は死ぬか生きるか毎日苦しんでいる時に何を下らん事で騒いでるんだ」と。こうした声はどこへ行っても聞かれます。どうも国会審議と国民の声が少しずれている感じがしてなりません。

政府が経済を立て直すために補正予算を一日も早く成立させなければならない事は国会議員なら全員わかっているはずです。なのに野党は今国会の冒頭の予算委員会からの動きを見ていると「政治とカネ」や蓮舫大臣のモデル騒動の話しで実に枝葉末節な事で延々と審議の引き延ばし。モデルになった大臣もさんざん平謝りなのですから国民の「もう、うんざり」という大方の気持ちもよくわかります。

ここへ来て、野党が小沢さんの国会での証言をタテに補正予算の審議に応じようとしないあたり、国権の最高機関が、こんな事ばかりいつまでもやっていて、いいのかと心配する所です。

この事については与野党の国対での交渉でやっと本会議が2日午後1時から始まりました。

外交面でも、中国やロシアに、スキを与えない、毅然とした日本としての態度をとらないと益々軽んじられる事だけははっきりしています。ですから与野党に関係なく、この国家の戦略を超党派で練っていかないとどうにもならなくなってしまいそうです。ただ単にいつまでも対応の仕方が悪いと攻撃するだけだと何も進まないのでないでしょうか。

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