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2011/02/24

我々はなぜ決起したのか(2)

政治主導確立法案、国会法改正案、国家公務員法改正案、地域主権確立法案、地球温暖化対策法案等々、誠に失礼ですが皆さんには難しくて分かりづらいと思いますが、この5つの法案こそ、民主党政権にとって命のようなものでありこの国家の姿、形を変える切り札なのです。

自民党政権の下で長年続いてきた官僚主導の中央集権国家から、国民から選出された国会議員が主導権をもってこの国家を運営する。自民党政権ではこの国のありとあらゆる主要政策が先送りされたため、何もかも行き詰まり、この国家が衰退の一途をたどっているのです。それを政治主導で大きく転換することが、民主党政権の使命だったのです。

しかし、この政権では5つの主要法案が一つも成立していないのです。政治主導確立法案は、内閣に国家戦略局を作り、ここが、予算編成の主導権を握り、各省庁の予算をゼロベースで見直すとか、この国家の指針や中長期の経済政策などを立てる。正にこの国家の頭脳とでも言うべきでしょうか。しかし首相は全くその気が無さそうだし、白旗を上げたようなものです。国家公務員法改正案だって、経費削減だけでなく、内閣人事局を作ってここが事務次官以下の幹部公務員の人事権を握ろうとしたのです。これもここの所やる気を失ってしまったように思えます。

地方主権関連にしても、分権国家に切りかえる法案ですが、大綱でお茶を濁し、逆に地方の首長等の反発を買っている始末です。温暖化対策法案も前政権から引き継いだ重要法案です。地球環境に取り組むこの国家の姿勢を世界に発信する絶好の機会なのです。しかしこれもわかりません。

それでいて、消費税、TPPを党内で一つも議論せずに突然ぶち上げたりです。今私が申し上げたこの事だけでも皆さんはどう思われますか。政権を取ったときの公約や方針をかなぐり捨て、その日暮らしのような今の政権にそれでも我々に黙っていろと言うのでしょうか。マスコミや評論家の皆さんは我々を批判する事は簡単です。しかし、国民に約束した事、この国家のためにやろうとした目標を失った事態に至っても、国会議員の我々に我慢しろとでも言うのでしょうか。

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2011/02/19

我々はなぜ決起したのか(1)

ブログをしばらくお休みして申し訳ありません。連日、多忙であったことに加えて頭の中の整理がつかず、失礼してしまいました。

さて、今月17日に私たち16名の国会議員は会派離脱を宣言いたしました。この新たな行動が政局に大きな影響を与え、また国民の皆さんにも様々な議論を巻き起こしていることを大変重く受け止めております。また、Eメールや電話、あるいは会合などでも多くの方々から激励の言葉をいただきました。心より感謝申し上げます。

菅首相を支える政権党の国会議員として、内閣や党の方針に従わなければならないという事は、私も十分に承知しております。しかし、昨年来の菅首相の政権運営をずっと見てきましたが、このままでは民主党そのものを完全にダメにしてしまうだけではなく、国家そのものを潰してしまうのではないかという危機感を拭い切れずにおりました。

一昨年8月のあの選挙で、3200万人以上の国民が熱狂的に民主党を支持し、新政権は大きな期待の中で船出したはずです。ところが、その民主党が今や大半の国民から見放され、計り知れない失望感を与えてしまっている状態にあります。このことについて、私は国会議員として黙っていられなかったのです。

近頃は、どこのどなたに会っても「期待を裏切られた」と民主党に対する怒りの声ばかりです。尖閣列島の問題など、菅首相は事あるごとにメディアを巧みに使って国民の目をそらし、窮地をうまく切り抜けてきましたが、もうこの手法だけではどうにもならないところにまで追い込まれています。

何とかしなければならない。

誰かが決起しなければならない。

そんなギリギリの悲痛な思いから、「この国家のために捨石となる覚悟で行動を起こそうじゃないか」と立ち上がりました。

これが私たちのすべてなのです。

私たちの行動を「パフォーマンスだ」「小沢さんに忠誠を誓うためだ」と評する声もありますが、とんでもないことです。国民から見放され、自分たちの足元が崩れ始めていることにも気付かず、私たちを批判して政権にしがみつこうとしていることこそ、この党の危機であり国家の危機であると私は考えます。

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