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2011/03/10

皆さんから寄せられた声

先月17日の決断以降、多くの方からメッセージをいただいております。多くは賛同・激励の声でありますが、中には厳しいご意見もございます。その一部は、私が代表選で不正を行ったという誤解に基づく一方的な人格否定でした。根拠のない新聞報道で傷つけられた名誉を回復する難しさ、そしてメディア・リテラシーについて考えさせられます。

以前このブログで詳しく説明申し上げましたように、代表選の中で私が不正行為を秘書に指示した事実はまったくございません。また、報道された私や秘書のコメントも捏造に等しいものでした。最終的に党の中央選管が「不正の事実なし」と判断した点、官邸詰め記者へのリークが用意周到に行われている点などから、告発自体が何者かの捏造・陰謀であったことは容易にご推察いただけると思います。(恐れ入りますが、この経緯については過去の記事をご参照ください。)

さて、秋田市内で発行されている週刊紙「週刊アキタ」に先月末、私のインタビュー記事が以下の通り掲載されました。紙面の制約で記者の方の問いに答えた内容は要約されておりますが、大筋はこの通りで間違いございません。改めて、私たちの行動にご理解をいただきたいと存じます。

        ◇                    ◇

― 民主党会派離脱を決断した理由は何か。

「予算を成立させようと菅首相は右往左往し、水面下で公明党と接触したばかりか、政権離脱した社民党にまで手を伸ばしたが失敗に終わった。これでは何でもありではないか。ここまでして政権を維持する姿を見て、不信感を一気に募らせた。

それ以前にもTPP参加や消費税率アップなど、思いつきとしか思えない発言が多々あった。党内を混乱させたのは我々ではなく、むしろ菅首相だろう。また、尖閣諸島の事件では日本という国家に関わる重大事であるにもかかわらず、那覇地検に中国人船長の扱いを判断させている。菅首相のやることなすこと、すべて納得できなかった。」

― 小沢氏の処分、予算審議を控える中での離脱宣言には、別の意図があるとの見方も出ている。

「タイミングを計ったわけではない。これ以上、菅首相に政権を任せるわけにはいかないという必死の思いだった。我々がここで一石を投じるしかない―という危機感の中で行動を起こしただけのこと。小沢氏との関係を絡めて我々の行動を解説するメディアもあるようだが、彼に何かを指図されたことはない。ましてや、次の選挙のことなど考えてもいない。

一昨年の衆院選で3200万人もの支持を得て民主政権がスタートしたのに、今や国民の大半が民主党と菅内閣に失望している。これは国民の期待を裏切ったからに他ならない。民主党は原点に立ち返り、本来の姿・形に戻るべきだ。我々の行動を批判する党幹部もいるが、黙って見ていれば良かったのか―と逆に問いたいくらいだ。」

― 民主党が国民の支持を取り戻すためには、まず何が必要なのか。

「菅政権が再び浮上するのはなかなか困難だろう。国民の気持ちはすっかり離れている。行き詰った菅内閣が総辞職するのか、あるいは解散を決断するのか。さらにはそこから政界再編が始まるのか、我々には分からない。ただ、このまま菅首相が居座り続けたのでは事態が好転するわけもない。仮に代表を挿げ替えたとしても、民主党の支持率が簡単に上昇するとは思えない。党を取り巻く状況は深刻だ。」

― この春には統一地方選が行われる。16名の会派離脱はどう影響すると見ているか。

「名古屋市長選と愛知県知事選では、民主党が大敗北を喫している。少なくとも菅内閣のままで統一地方選に臨めば、民主党にとってこれまでになく厳しい審判が下ると見ている。事実、地方では″菅首相では戦えない″という悲鳴にも似た声が出ており、公認・推薦を返上する動きもある。

地方議員たちは国会議員以上に、民主党に対する期待感が急速に萎んでいるのを肌で感じている。我々16名の行動が直接、統一地方選に影響するとは考えていない。ただ、離脱発表を機に地方でもさまざまな動きが出てきた。間接的な影響が出ることは否定しない。

このままでは、秋田県議選でも民主党系候補に逆風が吹くことになるだろう。しかし、これは菅内閣の不人気ばかりが原因とは言えない。候補者の選考において、地域の事情を汲み取っていない面もある。それぞれの総支部の意向を無視し、県連の中枢が一方的に公認を決定したことについては一部に反発の声もある。党本部や県連の組織運営の仕方は、私には納得しがたいところが多々ある。」

― 党本部や県連の組織運営の何が問題なのか。

「例えば、TPPに慎重論を唱える議員を農水委員から外す、小沢系議員を予算委から遠ざける。これは党内の役職もいっしょで、こうした党本部の運営手法はとても私には理解できない。鈴木陽悦氏(前参院議員)の入党・公認にどこまでも抵抗し、事実無根の疑惑をデッチ上げて″代表選で不正があった″と私を告発した県連の一部にも、根底にこの排除の論理があるように思う。」

― 会派離脱に対する有権者の反応はどうか。

「私の場合、Eメールや電話で″よくやった″と励まされることがほとんど。お叱りを受けたことはまだない。これまで民間団体などが主催する会合に出る度、周囲からは″民主党には期待を裏切られた″といった厳しい言葉を向けられたものだが、反応は変わってきたと実感する。今の政権に対する絶望感が蔓延する中、離党も覚悟して投じた我々の一石は多くの有権者に理解・評価されている―と信じたい。」

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