前原外相の辞任をどう見るか
小沢一郎氏の政治とカネを厳しく批判して来た前原外務大臣が、在日の外国人から違法な献金を受けていたとはとても信じ難いことです。先に16名の国会議員が衆議院の予算採決に欠席した時、大臣は「国家への反逆」だと我々を厳しく批判しましたが、前原大臣こそ、国家への背信行為だと言わなければなりません。
外国人が、自国の利益のために外交官や政治家など権力者や権力の周辺に近づき、多額の裏金を渡すなど、あらゆる方法で懐柔し、目的を達成しようとするのです。
極端な話、国家の転覆までやろうとするのです。戦後まもなく冷戦時代、米ソはそれぞれの国家の方針を日本に浸透させるため政権党や野党に接近し、様々な懐柔策が繰り広げられたのです。
ですから、この国家はたとえ小額であっても外国人からの献金は一切受けとれない事になっているのです。
前原氏の今回の辞任は、外交の継続性という観点から計り知れない国益を失う事となりますがやむをえないでしょう。
又、菅政権にとっては大きな打撃である事は明白です。今後更に求心力を失い窮地におちいる事だけは間違い有りません。
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