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2011/03/01

なぜ本会議に欠席したのか

前回の記事をお読みいたければ欠席の理由もおわかりになると思いますが、さらに付け加えさせてください。

菅首相は公務員改革、すなわち公務員の経費20パーセントを削減し、約7兆円前後の財源を確保すると国民に約束しております。しかし、これは1兆円にも満たず、結局あきらめて安易に大量の赤字国債の発行に走ったのです。これでは「自民党政権時代に逆戻りした」といわれても仕方ありません。

国家戦略局をつくり、戦略局が予算の主導権を握り、ゼロベースで予算を組みかえる。そうすれば特殊法人や、特別会計の予算にも切り込み、無駄はいくらでも吐き出させる。余った財源で、子供手当ても高速道路の無料化もガソリンの暫定税率も皆やることができる。

私のみならず国民の皆さんも信じたと思います。ところが今、国民の皆さんから「ウソつき民主党」呼ばわりされています。これはとても辛いことです。

自民党からは「どこにそんな無駄があるんだ」とヤジられていますが、要は首相に約束をやり遂げるだけの力量があるかないかなのです。ダメだとわかった途端に早々と白旗を上げ、メデイア操作で焦点を次々と変えているだけではどうにもなりません。

私たちが「マニフェストに戻れ」と声高らかに叫んでも、執行部はまったく聞く耳をもちません。岡田幹事長は「党が決めたことには従ってもらう」の一点張りです。予算関連法案を通すため、公明党の同調を得るためにも、子供手当てに所得制限を設けたり、支給額の減額を考慮するかのごとき発言などもしておりますが、これでは自公政権の児童手当に戻すのと同然です。

もしこんなことを強行したならば、それこそ「民主党」の旗を降ろす事態になりかねません。私が予算案採決に欠席し、一国会議員としてささやかな抵抗を行った理由をご理解いただきたいと思います。

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