« 8月中の政変はあるか | トップページ | 激しさ増す代表選 »

2011/08/18

終戦記念に思うこと

戦争が終わって66年が過ぎました。

日米戦で日本が打ちのめされた事など、知らない若者たちも沢山おられると思いますが、しかし、今こそこの国の歴史を振り返ってみる事も誠に大事だと思います。

この国家と国民を戦争に巻き込み、すべてを破綻に追い込んだのは何故だったのか。戦争回避は出来なかったのか。この時期になると私はいつもそのことを考えるのです。

当時の世界経済や政治の動向など複雑な背景や事情を上げれば切りがありませんが、少なくとも当時の『官僚の無責任体制』と『政治家の弱腰と愚かさ』だけは、最悪だったと思われてなりません。

関東軍の高級参謀、参謀本部の中堅エリート、陸海軍のトップ等『軍部官僚』がどんどん戦争へ突き進んで行った事。

ヒットラー総統に心酔した大島駐独大使、松岡外相等、一部の外務官僚達は、世界の潮流を見誤り「日独伊三国同盟」締結を強引に進め、ついには国際連盟を脱退し、世界からこの国が孤立を深めていった事。

こうした動向を抑え切れず、軍の力に怯えながら屈し、時の流れに乗ってしまった近衛首相を始めとする『無責任で愚かな政治家達』

これらの人達の責任は、今も決して歴史から消え去ることはないと思います。

今、政局が混乱し、経済が低迷し、国民の不安や不満が極度に高まっているのに、指導者たる首相が、国家の方針や方向性を決められず、国民の気持ちを一時的に繋ぎ止めるため、安易な『ポピュリズム』に走り続けてきた事も無責任極まりないと思います。

国家官僚の不信を買い、大方の国会議員や国民に嫌われ、権力者として追いつめられている首相とそれを支える一部の政治家達。

過去の歴史を振り返る時、余りにも今の状況と重なる部分が多く、いたたまらない気持ちになってしまいます。

|

« 8月中の政変はあるか | トップページ | 激しさ増す代表選 »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/21420/41260426

この記事へのトラックバック一覧です: 終戦記念に思うこと:

« 8月中の政変はあるか | トップページ | 激しさ増す代表選 »