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2012/04/21

揺れる原発再稼動

ここ最近の政府の態度は揺れ動いており、本音がさっぱり分かりません。野田総理は「やらなければならない」と一旦は決めたものの、さまざまなプレッシャーがあって踏み切れないように見えます。

4月17日、民主党のエネルギー・プロジェクトチームと原発事故収束プロジェクトチームの合同会議が開かれましたが、意見はまったく分かれています。

慎重派からは「福島第1原発の事故原因の解明もできていないのに、見切り発車はおかしい」「電力のピークは夏のたった100時間。それでなぜ急ぐのか」「原発なしで乗り切ったら、原発は必要ないと言われるのを恐れているのか」「しっかりした"原子力規制庁"を発足してからにしたほうが良い」といった意見が出ました。

一方、政府の立場を慮って再稼動を急ぐ側は「電力不足でこの夏を乗り切ることはできない」の一点張りです。仙石さんも苦りきった顔で延々と再稼動の必要性を力説されました。私もこの会議に出席して双方の主張にじっくり耳を傾けましたが、政府が結論を急ぎすぎているという印象を強くした次第です。

原発を推進する資源エネルギー庁と、それを監視する保安院が同じ経産省に同居していること自体、誰が見てもおかしいと思います。やはり独立した「規制庁」を設置し、新しい基準の下で取り組むべきだと私も考えます。そうでないと、国民の皆さんの理解を得られるはずなどありません。

原子力安全委員会の斑目委員長は記者たちに「マダラメではなくデタラメ」と揶揄されていますが、それでも再稼動には慎重です。十分な免震・津波対策も取られていないということになると、地元も再稼動に同意し難いのではないでしょうか。

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