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2012/11/10

田中真紀子大臣を追及

秋田公立美術大学を含む3校の認可をめぐり、今月上旬は大騒動となりました。私は7日午後1時から開かれた文部科学委員会で田中真紀子文部科学大臣に事の経緯などについて質問、大学新設を「不認可」とした発言の撤回を強く求めました。

秋田の場合、一昨年から文科省にお伺いを立てながら事前審査できめ細かな指導を受け、基準通りに作業を進めてきました。今年3月には正式に設置を申請し、平野文科大臣(当時)は大学設置・学校法人審議会に諮問し、10月1日に設置認可を正式に答申しております。それを後任の田中大臣が土壇場でひっくり返したわけです。

地元・秋田がこの突然の不認可発言に騒然となり、大学や行政の関係者はもちろん県民を巻き込む大騒動へと発展となったのです。

私が委員会で坂東久美子高等教育局長に「申請側は文科省の指導に従って基準通り進めてきたのであり、何の落ち度もないはずだ」と迫ったところ、坂東局長も「その通りです」と素直に認めています。

続いて田中大臣に対して「大学設置の新たな検討会を立ち上げ、新たな基準に沿って3校も検討するというが、それはおかしい。3校は既に今の基準で作業が進められ、設置審でもOKを出しているのだから、そのまま許可すべきだ」と強く不認可の取り消しを求めました。

Takamatsu201211_3

もし不認可となれば、応募しようとしている高校生の皆さんが動揺し、針路変更を余儀なくされます。また、短大からの編入希望者が進学を断念せざるを得なくなるなど、大きな社会問題となりかねません。それを踏まえ、「ここ1週間か10日がヤマ場なので、この場で取り消すと言って欲しい」と畳みかけました。

それでも発言の撤回を渋る田中大臣に私は「あなたはこの国家にとって大事な方だ。こんなことでつまずかないで下さいよ。大臣、あなたと私の仲じゃないですか」と揺さぶりをかけたところ、大臣は大笑いし「私は血も涙もない人間じゃないですから、ちゃんと分かってますから」と態度を軟化させたのです。

Tanaka201211a_4 

さらに、私は自民・公明の議員の皆さんを指して「このままだと、この方たちが何をするか分かりませんよ。一言でいいですから答えてください」と諦めずに追及。こうしたやりとりが繰り広げられた委員会の終了直後、記者団に囲まれた田中大臣が態度を一転させ、3校の新設を認可する考えを明らかにしたのでした。

与野党の委員会理事の皆さんの動きや党幹部の水面下でのさまざまな働きかけが田中大臣の包囲網となり、最終的に「不認可」発言の撤回につながったのであろうと思います。(※私の質問場面はNHKのニュース番組で放映され、地元はもちろん全国から多くのお電話をいただきました。質疑の内容は下記リンク先で録画配信されております。)

衆議院インターネット配信

Movie2011b

今回のこの問題に対する国民の皆さんの関心は非常に高く、民主政権のイメージをさらにダウンさせ、野田首相の求心力を急速に失わせたのではないでしょうか。

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