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2012/11/14

小沢さんの判決をどう見るか

  12日 東京高裁が、一審に引き続いて無罪としました。新証拠もなく証人も却下されていたのですから当然の事です。

 

 あとでわかったことですがこの事件は、小沢さん追い落としのための検察の謀略くさい動きがあった事が判明しています。

 特捜は、当初、政治資金規正法違反容疑で取り調べたが壁に突き当たり一旦は断念したが、今度は検察審査会を迂回して強制起訴に踏み込ませたのです。

 地検の執念は凄まじいと思います。

 

 この間、石川秘書を取り調べた田代検事が、供述調書の一部を捏造し、その調書に基づき、上司が「検察報告書」を作成させ、それを審査会に提出。この報告書が強制起訴の決め手になったという事がわかったのです。

 

 実に重大な検察が崩壊しかねない事を裏でやっていたのです。発覚した検察庁は、田代検事が、記憶が混同したとし、すべて彼におっかぶせ逃げ切ったのです。本来であれば大阪地検同様検察庁首脳に至るまで責任を取らされたと思います。

 

 こうした一連の動きを見かねた小川法務大臣が検察庁法14条に基づき、一旦は指揮権発動まで決意していたというのですからひどい話です。

 

 ところでこの事件を総括すると次の諸点が指摘されるでしょう。

 

 まず、先程来ふれている通り、検察庁の謀略に満ちた不当なでっち上げめいた事件であり、調書の捏造は検察の大失態で国民への重大な背信行為であったという事です。

 

 次に、マス・コミは、「地検」の情報を基に、小沢さんを何年間に渡って「悪者」に仕立て上げたため国民の間には小沢さんは悪者であるというイメージが定着してしまったのです。これによって小沢さんの政治家としての損失は計り知れないものがあります。マス・コミは全く責任を感じてないのかということです。一言でも紙面で弁明すべきだと私は思うのです。今後の報道のあり方が問われると思います。

 

 最後に、政治資金規正法ですが、この法律は政治家本人の責任を問うのでなく、あくまで、収支の形式をしっかり整えさせる事であり、もし違反があったとしても事務責任者を問う法律であるという事です。

 

今回、小沢さんが石川元秘書と共謀し、虚偽記載をしたとして起訴されたのですが、元々法の趣旨になじまないし、万一そうだったとしても立証が極めて困難であったということでしょう。今回の高裁判決は、一審より踏み込み石川元秘書にも故意に虚偽記載をしたものでないとの見方をしており、事件そのものが無かったと見られているのが注目されます。

 

 また、無罪判決が決定されてからもなお、小沢さんの「説明責任」を果たしていないと一部で言われていますが、判決ほど明快な回答はないと思うのですが皆さんはどのように捉えているのでしょうか。

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