« 抜き打ち解散を振り返る | トップページ | 未来の党の失敗 »

2013/02/02

バンザイ、バンザイ

2012年11月16日午後3時45分、衆議院本会議。もちろん、解散のためだけの開会で、きわめて短時間です。私が少し早めに本会議場へ向かいますと、その周辺の廊下には議員や秘書、報道各社の記者やカメラマンでごった返していました。

そこにちょうど、衛視を先頭に衆議院事務局の職員が人ごみをかきわけるようにやってきました。見るとその表情は緊張しており、手には例の紫の布に包まれたお盆。私はそれが目に入った瞬間、「ああ、あれが解散詔書なのだな」と思ったのです。

本会議場の入り口で、同僚議員たちと慌しく記念撮影をしました。議場に入ると、何やらがやがやと話し声がしており、いつもとは違った異様な雰囲気がします。傍聴席も記者席も、解散の瞬間を見ようとする人々で満席の状態です。私自身も間もなく国会議員でなくなると思うと、一抹の寂しさと何だか落ち着きません。

ほどなく衆議院事務局長から先ほどの解散詔書が渡された横路衆議院議長が「ただ今、内閣総理大臣から詔書が発せられた旨、伝えられました」と発言。起立して「日本国憲法第7条により衆議院を解散する」と読み上げた瞬間、場内は「バンザイ、バンザイ」という声に包まれました。

何ともあっけない身分喪失でありましたが、私もいっしょにバンザイ。国会議員となって初めての国会に臨んだときと比べ、気分は天地ほどの差がありました。そして、3年余という時間の短さを改めて痛感したのです。そして、バンザイを終えた議員らはそれぞれ握手をし、急ぎ足で会館の自室へと戻りました。

私も、とりあえず片付けるものは片付けるよう秘書に指示しましたが、この後どうなるのかはまるで分かりません。その後、慌しく党本部に出向いて公認料を受け取り、その翌日には大急ぎで自身の地元選挙区へと帰ったのでした。

|

« 抜き打ち解散を振り返る | トップページ | 未来の党の失敗 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/21420/49122459

この記事へのトラックバック一覧です: バンザイ、バンザイ:

« 抜き打ち解散を振り返る | トップページ | 未来の党の失敗 »