« 2013年3月 | トップページ | 2013年12月 »

2013/04/09

秋田で起きた異変

4月7日は県内各地で首長選挙、県議会議員の補欠選挙の投開票が行われました。

秋田市長選は事実上、現職の穂積志市長と新人の寺田学前衆議院議員の一騎打ちとなり、穂積氏が勝利しました。自民・公明・社民・連合などの組織から支援を受けた穂積氏に対し、無党派層の支持を期待した寺田氏のパフォーマンス選挙は通じなかったようです。また、小坂町町長選挙も現職の細越満氏が当選。川口博前衆議院議員が敗退するという結果に終わっています。

改めて3年半前の衆議院議員選挙を振り返ってみますと、秋田の1区・2区・3区とも民主が勢いに乗り、比例も民主の独壇場でありました。ところが、今やその流れは自民へと向き、衆議院の選挙区・比例ともに自民が圧倒しています。その一方で民主は衰退し、とりわけ秋田県連の凋落ぶりに驚かされます。寺田・川口氏の離党と地方選出馬などは、その象徴でしょう。

さて、寺田氏は県連の会長や幹事を長らく務めましたが、その手法は独断的で反対者の排除を繰り返し、組織を軽視している面が目立ちました。その結果が衆議院議員選挙での落選です。しかも形勢不利と見るや党籍を投げ出し、すばやく地方選に転身するという行動をとりました。これを有権者がどう見たかです。

現実に「政治家としての、党人としての責務を感じないのか」という声は大きかったのです。私は、寺田氏の軽々しい判断に対する有権者の評価が今回の市長選挙の結果だったと思います。

私は10数年前、自民の支持が強固なこの地盤で敢えて自民を離党し、ほんの僅かの仲間たちと民主県連を立ち上げました。その後は苦難の道を歩みながら、ひとつづつ実績を積み上げてきたのです。そして、やっとの思いで政権獲得にまで漕ぎ着けました。

私は現在、民主を離党して無所属の立場ではあります。それでも、自分自身が立ち上げに関わった秋田の民主が混乱・衰退し、離党者が相次いでいる現状が残念でなりません。反面、私たちの後を引き継いだ若い皆さんに、もう少し堪えて粘り強く頑張ってもらいたいと期待もしております。

政党は個人の権力の道具として存在しているのではありません。当然、政治家の利益のためにあるはずもないのです。県民・国民のための組織なのだということを忘れず、しっかり地元に根を下ろし、謙虚に活動していただきたいと思います。

| | トラックバック (0)

« 2013年3月 | トップページ | 2013年12月 »